青春の甘き香り
1977年テレビ東海制作のドラマに「青春の甘き香り」というのがあって、いまでも好きです。
とはいっても、浪人生の頃に見たきりだから、もう30年以上も見てないのですが。
映画「時代屋の女房」などで知られる森崎東監督が脚本を手がけたテレビドラマです。
村野武範さん演ずる森山丈介という売れない役者と、結城しのぶさん演ずる幸田正子という日本最大手の銀行頭取の一人娘、の悲恋の話なんですが、鈴木瑞穂さん演ずる怒った正子の父親に追いつめられ、二人は最後に、富士の樹海で心中するというまさかのラストなのです。
いまどきはそのようなエンディングは珍しくもなんともないですが、その時代ですから、そりゃあもう衝撃的で。
結城しのぶさん可愛かったなあ。
今ではほとんど誰もしらない隠れた名作になってしまったと思いますが、ひょっとすると検索する方もいらっしゃるだろうと、ここに記しました。
下記の引用動画はこのドラマの主題歌でもあった荒木一郎さんの「回り舞台の上で」です。
時代を感じさせます。うっとり。
当時、VHSで予約してましたが、最終回だけ逃したという個人的にも衝撃的なドラマでした苦笑。
作成年だと自分は小学生なのですが、見たのは中学のころだった記憶があるので、再放送で見たのかもしれません。
結城しのぶさんの綺麗さが未だに印象的ですね。
東海テレビ制作の昼メロ。最初、村野武範は金持ちお嬢さんの結城しのぶにツラく当たる。父親は銀行頭取役の鈴木瑞穂、サ店に集う仲間の中で森みつるは村野の事が好き。が結城の事を愛している村野に別れを告げ自殺。村野が大切な娘結城との結婚を許さず、青春の甘き香りなどは一時的なこと。現実は甘くはない!と初めてタイトルと同じセリフを言う。最後は樹海と思われる山に入り、谷とおぼしき崖から飛び降りるのだが、そのシーンが非常にわかりにくくテレビ画面左ハシから滑り落ちるように見え、ちょっと衝撃的な最後の割にショボく見えた。最初に飛び落ちる結城が良かったが村野は意外に運動神経が悪いとの噂はこれで納得した。でも御存知の方がおられて嬉しいです。