名画座へ行ってみよう
かつて池袋に文芸座という小さな名画座がありました。
また近々再開するなんて言う話も聞いていますが、
現在は館主さんの都合により閉館しています。(注:2002年現在は復活しています)

僕はこの映画館には数々の思い出があります。
今から20年ほど前になるんでしょうか、映画少年だった僕は名画座へよく通いました。
なんせ300円で2本もの映画が見られるのです。
そういうわけで名画座へはよく通いました。
一番お世話になったのが実家の近くにあった「上板東映」という映画館。
ここは当時はすでに日活ロマンポルノがほとんどの場末の映画館でしたが
その昔は本当に有名な名画座だったらしく、閉館時には大島渚さんをはじめとする
著名な映画人が多く集まったようです。
そのニュースを聞いて、当時「へー、有名な映画館だったんだー」と思ったものです。
時折、ピンクではない普通の映画もやっていたので、
そういうとき近所だったこともあり通ったわけです。
子供でしたからね、まだ(笑)

そして当時、まだ中学生だった、おこづかいなどそんなに持っていない僕が
その次に多く通ったのが、池袋文芸座でした。
ビデオなどない時代ですから、300円でみられる映画館は
僕にとって本当に魅力の的だったのです。
ライアン、テータム・オニール親子の「ペーパー・ムーン」、
角川映画全盛時代の「野性の証明」
などここでみることができた映画は数えたらキリがありません。
その当時TVでジョディ・フォスター主演の
「ペーパームーン」をやっていたのですが
僕はテータム親子の映画版があると知ったとき、
喜び勇んで興奮しつつ見に行ったのを思い出します。

現在はミニシアター等が増え、名画を見る機会も増してきたのは喜ばしい限りですが
いかんせんマニアック過ぎてほんとうの映画館らしさが少ないようにも思えます。
数はずいぶん少なくなりましたが、まだ残っている名画座へ通って、
あの雰囲気に触れるのは楽しいものです。
あなたの町にある名画座へ出かけてみませんか。

下の画像は昭和57年当時の文芸座発行のフリーペーパーです。
片づけをしてたら偶然出てきました。


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